トヨタ流問題解決の基本とされる「なぜ?を5回繰り返せ」を活用しよう

こんにちは!naoです。

皆さんは、トヨタ自動車流の「なぜ?を5回繰り返せ」という問題解決手法をご存知でしょうか?

この手法は、問題の根本原因を突き止めるために、何度も「なぜ?」と質問を繰り返し、最終的に根本原因を特定するものです。

話は変わりますが、禅の言葉に「麻三斤(まさんきん)」という言葉があります。

「麻三斤」とは、麻布を三斤使っても、織物が出来上がらなかったという言葉で、つまり「何度も何度も繰り返すことで、結局何も生み出せなかった」という意味を持っています。

何がいいたいのかといいますと、トヨタ流問題解決の基本とされる「なぜ?を5回繰り返せ」は、この「麻三斤」とは真反対のことで、ただ無駄な繰り返しではなく、むしろ、問題の本質を見抜くために必要な繰り返しになるということですね。

例えば、「商品の売れ行きが悪い」という問題があった場合、単に「宣伝不足だから」と答えるのではなく、「なぜ宣伝不足なのか?」という質問を繰り返していくことで、最終的に「商品自体が需要に合わない」という根本原因を見つけ出すことができるかもしれません。

このように、5回繰り返していくことで、品質不良が発生した根本原因を特定することができます。そして、その根本原因に対して、適切な対策を講じることで、品質不良を改善することができます。

トヨタ流問題解決の基本とされる「なぜ?を5回繰り返せ」は、単に表面的な問題を解決するための手法ではありません。本質的な問題解決のために必要な、深い掘り下げをすることができる手法なのです。

問題を客観的に見つめ、深く掘り下げることで、新しい発見や改善策を見つけることができるかもしれません。

この精神は、トヨタ自動車だけでなく、他の企業でも広く取り入れられています。

今後も、問題解決のために「なぜ?」を繰り返し、本当の問題点を見つけ出し、それを解決するための対策を講じていくことが求められています。