営業成績を上げるためには、顧客との良好な関係構築が不可欠です。
その中でも、ニュースレターを使ったアプローチは、決して即効性があるとはいえませんが、顧客との接触頻度を高めることができるため、非常に効果的な手段となります。
この記事では、ニュースレターの基本的な概要から、成功事例、そして自分でニュースレターを作成する際の基本ステップについて解説していきます。
営業成績UPの秘訣がここにありますので、ぜひ最後までお読みください。
1、ニュースレターとは?
ニュースレターとは、企業や店舗などが定期的に配信する顧客向けの情報誌になります。
そして、それは紙媒体のものが一般的で、営業マンが手渡ししたり、郵送したりして配布を行います。
ニュースレターには、最新の商品情報やサービス情報、お得なキャンペーン情報、業界の最新動向など、顧客にとって有益な情報を掲載する、といった思い込みがあるかもしれません。
もちろん、それが求められる業種はあるのかもしれませんが、基本的に顧客は、売り込まれることを極端に嫌う傾向があります。
ですからニュースレターは、顧客にとってのお役立ち情報をお届けするのであって、自社製品の売り込みはしない方がベターです。
逆に、営業マンの個人的な情報やメッセージを載せることで、顧客との距離感を縮め、親近感を生み出すことができます。
紙媒体のニュースレターには、配布された顧客が保管している場合があり、長期的なアプローチにも繋がります。
2、ニュースレターの成功事例
ニュースレターは、商品やサービスを紹介するというよりは、営業マンと顧客との良好な関係を築くための大切なツールという立ち位置になります。
ここでは、ニュースレターを使った成功事例をいくつか紹介します。
① 不動産会社の事例
ある不動産会社では、不動産に関する情報や地域のイベント情報を掲載したニュースレターを定期的に発行しています。
このニュースレターは、不動産を買う意思のない人たちにも興味を持ってもらえる内容になっており、営業マンと顧客とのコミュニケーションのきっかけになっています。
② 営業マンの個人的な情報を取り入れたニュースレターの事例
ある化粧品メーカーの営業マンが、自身の育児にまつわるエピソードや趣味の話題などを取り入れたニュースレターを作成しました。
このニュースレターは、商品の紹介よりも個人的な情報が多かったにも関わらず、顧客からの反応は非常に良かったそうです。
顧客は、商品に対する信頼性も増し、営業マンとの親近感も感じることができたのです。
③ 通販会社の事例
ある通販会社では、ニュースレターで商品情報だけでなく、社員のプライベートな情報も紹介しています。
例えば、社員の誕生日や家族の出来事などをニュースレターで共有することで、顧客との距離が縮まり、顧客からの信頼度も高まりました。
以上のように、ニュースレターを使った成功事例は様々です。
売り込みをせず、営業マンと顧客との関係性を深めることができるため、ニュースレターは営業成績UPには欠かせないツールとなります。
3、信頼性の高い顧客関係を構築しよう
ニュースレターを使ったアプローチは、接触頻度を増やし、信頼性の高い顧客関係を構築するための非常に有効な方法です。
例えば、定期的に配信するニュースレターは、顧客との接触頻度を高め、商品やサービスを覚えてもらうことができます。
ニュースレターには、自社商品の案内などの売り込みは一切入れず、営業マンの個人的な情報を少しだけ含めるようにすれば、あとの情報は何でもいいのです。
これによって、顧客との距離を縮め、親密な関係を築くことができます。
また、ニュースレターは、顧客にとって有益な情報を提供することで、彼らにとって重要なパートナーとして認識されることができます。
その後に、業界のニュースや最新トレンド、顧客が抱える問題を解決するアドバイスなど、顧客に役立つ情報を提供するようにしましょう。
繰り返しになりますが、ニュースレターは自社商品の売り込みではなく、顧客との関係を構築することを目的としています。
商品やサービスの詳細については、ニュースレターとは別の資料を提供するようにしてください。
以上のように、ニュースレターを使ったアプローチは、接触頻度を高め、信頼性の高い顧客関係を構築するために非常に有効な方法です。
まとめ
ニュースレターを作成する際の基本ステップについてまとめてみましょう。
まずは、どのような情報を伝えたいかを決め、それに合わせたテーマを決定します。次に、そのテーマに沿ったコンテンツを考え、文章や写真、イラストなどを集めます。
そして、それらをレイアウトしてデザインを決め、印刷やメール配信などの方法を選択します…
…実際、こんなこと、毎月やってられないですよね!!
ニュースレターの作成には時間とエネルギーがかかる上、継続することが非常に難しいツールなわけです。
そこで、自分に合ったニュースレターひな型テンプレートを活用することをおすすめします。
テンプレートを利用することで、デザインやレイアウトの基本が決まっているので、コンテンツ集めに集中できます。
ニュースレターを自分で一から作成するくらいであれば、テンプレートを活用して、あまった時間で顧客と接触することをされた方が何十倍も効果的です。
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