お店・小さな会社としてこれからどんどん自社の商品の認知度を上げていきたい、けれどもどのような宣伝をすれば良い結果がでるのかどうかを解らない経営者や担当者は、非常に多いのではないでしょうか。
たしかに、数千万円のお金をかけるのであればTVコマーシャルもうてるでしょうし、Webの広告も大量配信することができます。
しかし、それらは莫大な費用が発生するためあまり現実的ではありません。
そこで、真っ当な商売を行っている多くの会社やお店が、昔から地道に行ってきたことの一つで、10年以上も前からその効果に注目があつまってきたのが、ニュースレターというコミュニケーションのツールなわけです。
ニュースレターという名前は聞いたことがあるけれど、どういうものかを知らない人も多いでしょう。
そこで今回は、ニュースレター初心者向けにニュースレターを作成するためには何をするべきなのかを見ていきたいと思います。
■ニュースレターとはいったい何?
ニュースレターとは、定期的に配布される出版物のことを表します。
あまりピンと来ないかもしれませんが、別な視点で考えてみると新聞やチラシもニュースレターの種類に該当します。
たしかに、定期的に配布される出版物であれば、新聞やチラシもそれらに該当するというのはうなずけるはずです。
また、ニュースレターは、顧客会員や従業員などに関心のある情報を定期的に提供してあげることで、よりその商品やサービスに興味をもってくれる可能性が高まります。
たとえば、新聞を見て知らなかった商品だったとしても興味があれば、問い合わせや購入をするという行動にうつるはずです。
TVコマーシャルも同様に、最初は興味なかったのに何度も見ていると気になって仕方ない。
このように定期的に配信・配布することが非常に大切になってきます。
TVコマーシャルほどの威力はないものの、決まったお客様に対してしっかり配布できるため、やり方によってはそれ以上の効果も期待できることでしょう。
■ニュースレターとダイレクトメールとはどう違うの?
では、よく会社に届くようなダイレクトメールと、ニュースレターとはどのような違いがあるのでしょうか。
〇ダイレクトメールは売り込み要素が強い
会社はもちろん、自宅にも封筒に入ったダイレクトメールを受け取った人は非常に多いのではないでしょうか。
なんだダイレクトメールか、と思って読まずに捨ててしまったこともあるはずです。
たしかにダイレクトメールは売り込み要素が強いということもあり、封を開けることなく捨てられることもあります。
その中身のほとんどは、ダイレクトメールの発行者が一方的に伝えたい、売りたい商品を発信しているだけなので、それに刺さらない人はまさにゴミ箱行きへとなってしまうわけです。
ダイレクトメールは、数さえ打てば1件でも2件でも問い合わせや成約につなげることもできますが、効果的には期待できない可能性があります。
〇ニュースレターは売り込み要素よりも知りたい情報を伝える
ニュースレターはダイレクトメールとは違い、売り込み要素をかなり減らした配布物というのが大きな特徴です。
定期的なニュースレターを配信してあげることで、それを何度も目にしたユーザーの記憶に残るようになります。
あくまで何かを売り込むのではなく、ユーザーの役に立つような情報を発信してあげることで、売り込み要素がなくなりしっかり読んでくれるというわけです。
ニュースレターに直接的な売上などの即効性はないものの、徐々にユーザーたちへ浸透していきます。
なぜなら、ニュースレターの目的は、必要なお客様と交流を行って信頼度を高める、ということが目的だからです。
昔から、お客様から愛されるお店や会社は、お客様との交流を大切にし、そこに信頼が生まれているからこそ、結果、商品が売れていくのです。
ですから、ダイレクトメールとニュースレターには、「商品を買ってもらおう!」という意図なのか、「お客様を大切にしよう!」という意図なのか、まったく大きな違いがあるということを認識しておきましょう。
■ニュースレターを作成するメリット
では、ニュースレターを作成するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
〇見込み顧客をずっとフォローできる
一度自社商品を購入してくれたり、問い合わせをしてもらった顧客に対し、そのままにしてしまうとリピーターとしてつかなくなる可能性があります。
それは期間があけばあくほど、ユーザーはその存在を忘れてしまうというわけです。
しかし、定期的にニュースレターを配布することで、また思い出してくれますしリピーターになってくれる可能性があります。
そのためには、ユーザーにとって役立つであろう情報をしっかり教えてあげることが重要です。
〇会社のことやサービスのことを知ってもらえる
超有名企業でもない限り、いちど何かのサービスを受けたからといってもスグに忘れてしまうものです。
「あのサービスやあの商品を購入したけれど、どこで買ったのかを忘れてしまった」
このようなことは何度か経験があるのではないでしょうか。
それはまだまだ、サイトや商品の認知度が低いから起きてしまう現象でもあります。
そこで、定期的にセールスレターを配布することで、会社のことやサービスのことをしっかりユーザーにたいして記憶にとどめることができます。
〇見込み顧客が親近感をもってくれる
誰でもファーストコンタクトの場合は緊張もしますし、場合によっては不信感を持たれることでしょう。
特に、一方的に送られるダイレクトメールはそれに該当するのではないでしょうか。
興味もないものを一方的に紹介されては、中身をしっかり見る気にもなれません。
しかしセールスレターに関して言えば、ユーザーにとって役に立つ情報を定期的に配布するため、回数を重ねるごとに親近感をもってくれます。
この商品が気になる、この会社が気になる、このニュースレターを書いている人が気になる。
このような考えになるというわけです。
■ニュースレターを作成するデメリット
では、逆にニュースレターを作成するデメリットはあるのでしょうか。
〇ニュースレター作成の時間がかかる
ニュースレターを作成しようと思ったときに、すぐに完成できる人はかなり少ないのではないでしょうか。
そもそも、どうやって作ればいいのかも解らないですし、何を書けばいいのかも解らないことでしょう。
ですから、ニュースレターを作成する段階で時間がかかるというデメリットがあります。
〇ニュースレターには即効性がない
いますぐにでも宣伝をしたい、商品を買って欲しい、ということがあるはずです。
そのような場合、ニュースレターでは効果があまり期待できないというデメリットがあります。
なぜなら、Web広告やTVコマーシャルのように全面的にアピールできないからです。
しかし、事前にニュースレターで顧客の心をしっかりつかんでおくことで、デメリットをメリットに変えることもできます。
前述しましたとおり、ニュースレターの目的は、必要なお客様と交流を行って信頼度を高める、ということが目的で、お客様の流出率をとめることなのです。
急がば回れ、それがニュースレターの極意になります。
■ニュースレターを作成するなら「コミュニケーションツール.jp」にお任せください
コミュニケーションツール.jpでは、治療院や整体院、サロン向けの院内配布用の手書きニュースレターのテンプレートを提供しています。
お客様との繋がりを継続するためには、気持ちのこもった手書きのニュースレターを作成することが重要です。
パソコンで打ったような機械的な文字よりも、手書きのほうが気持ちがこもっているように感じられるため、しっかり読んでくれるというメリットがあります。
また、ジャンルに関係なく保険代理店や宅配、理美容店、歯科医院など多くのお客様にご利用いただいているため、ぜひ利用してみてください。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
会社のことやサービスのことなどをお知らせしようと思ったときに、さまざまな方法があるためどれにしようか迷ってしまうことでしょう。
そんなときにニュースレターを定期的に配布することで、お客様はより会社のことやサービスのことを知るきっかけになりますよ。