営業活動において、どのようにして新規顧客を獲得していくかは非常に重要な課題です。
その中でも、ニュースレターを活用することは非常に効果的な手段の一つです。
今回は、営業マンがニュースレターを活用して効果的な営業活動を実現するためのポイントをまとめてみました。
ニュースレターの活用方法やポイントを押さえることで、より多くの新規顧客獲得に繋げることができます。
1、ニュースレターを作成する上での重要なポイント
- 顧客のお役に立つ情報を提供する
ニュースレターは、狙っている顧客層に対して提供する情報が重要ですが、記事の8割は、売り込み臭さは一切出してはいけませんので、自社の商品やサービスに関係ないお役立ち情報にする必要があります。
汎用性が高い記事は、健康情報、生き方、ちょっとしたリフレッシュ法、女性であればスキンケア情報になりますが、これでいいのです。そして、残り2割で、企業情報やお得な情報を書きます。
どうしても商品を売り込みたい場合は、ニュースレターといっしゃにチラシを渡します。あくまでもお役立ち情報とついでにチラシという意識がベストになります。 - タイトルを工夫する
ニュースレターのタイトルは、興味を引きつける工夫をすることとタイトルを見ただけで自社の方向性がなんとなく理解できるものがベストです。
例えば…
FPであれば、「家族を幸せにする 〇〇通信」
リフォーム会社であれば、「居心地が良い空間を提供します 〇〇通信」などですね。 - できれば手書きで作成する
今のデジタルの時代に手書きで作成したものを渡されると、温かみや親近感を与えることができます。
また、手書きのニュースレターはお客様にとって特別なものとなり、捨てられにくくなります。 - 特別な情報やプレゼントを提供する
お客様に特別な情報やプレゼントを提供することで、ニュースレターの価値を高めることができます。
例えば、ニュースレターを持参して来店したお客様に限定割引を提供するなど、特典を設けることでお客様の興味を引き付けることができます。
ニュースレターは手軽に作成できる販促ツールの一つであり、定期的に配布することでお客様に自社を覚えてもらうことができます。ぜひ、これらのポイントを参考にして、自社に合ったニュースレターを作成してみてください。
ニュースレターの作成や効果についてはこちらをご覧ください↓
2、ニュースレターを活用して、効果的な営業活動
ニュースレターを活用して、効果的な営業活動を実現するためには、以下のポイントが重要です。
- 信頼関係の構築
ニュースレターの役割は、お役立ち情報を提供することと営業マン自身が自己開示することで、顧客から親近感を持ってもらうことです。その結果として信頼関係を構築することができることだと認識しておきます。
例えば、会社の内部情報や失敗談など、プライベートな内容も含め、自己開示することで顧客との距離を縮めましょう。 - リピート率の向上
ニュースレターを配布することで、リピート率を向上させることができます。
顧客との信頼関係の度合いを深めておくことで、たまに商品やサービスについての情報を提供することで、興味を持ってもらったり、あなたからの情報だったら購入してもいい、と言わしめることで、再度購入することが期待できます。 - 顧客に対するフォローアップ
ニュースレターを通じて、顧客に対するフォローアップを行うことも重要です。
購入後にお礼の手紙を送ったり、商品のアフターサポートについての情報を提供したりすることで、顧客とのコミュニケーションを深め、ファン化することができます。 - ニュースレターの定期配信
ニュースレターは、定期的に配信することが大切です。
定期的に情報を提供するという口実で訪問したり、郵送したりして、顧客にあなたの存在を意識してもらうことができます。
会社ではなく営業マン個人のために行ってください。 - 顧客の声を反映させる
ニュースレターは、顧客の声を取り入れることで、より効果的なものにすることができます。
顧客からのフィードバックを取り入れたり、顧客の声を掲載することで、より親近感を持ってもらえます。
また、顧客にアンケートを実施することで、ニュースレターの内容に反映させることもできます。 - 結果を分析して改善する
ニュースレターを配信した後は、その効果を分析することが重要です。配信前と比較して、来店数や売上などがどのように変化したかを分析し、改善点を見つけることができます。
また、顧客からのフィードバックも重視し、改善点を反映させることで、より効果的なニュースレターを作成することができます。
以上が、「ニュースレターで効果的な営業活動を実現するためのポイント」です。
ニュースレターは、顧客とのコミュニケーションを深めるための重要なツールであり、適切に活用することで効果的な営業活動を実現することができます。
3、事例
ある中小企業は、毎月定期的にニュースレターを発行し、最新の商品情報やサービス内容、お得なキャンペーン情報などをお客様に提供していました。
その結果、お客様からの反応が大変良く、商品の問い合わせや購入が増加し、新規顧客の獲得にもつながりました。
また、定期的に情報を提供することで、お客様の来店頻度や購入頻度が増え、長期的なお客様の維持にも繋がったとのことです。
ただし、売り込みを一切しないことが重要です。
なぜなら、ニュースレターは既存のお客様に送る手紙だからです。
まとめ
ニュースレターはチラシではなく情報誌であり、商品・サービスについて教育することができます。
また、手書きのニュースレターは温かみがあり、読みやすさも大切です。
ニュースレターを活用することで、既存客の来店頻度や購入頻度が増えるだけでなく、費用対効果が高く、信頼度が高まり、口コミや紹介の可能性も上がることが期待できます。
お時間がない方は、私たちが手書きニュースレターひな型テンプレートを提供しておりますのでぜひご利用ください↓