「ニュースレターは何回送ればいいのですか?」
ニュースレターを発行する際、必ず質問されますので、通信販売と店舗を例にとって、少し考え方をお伝えします。
前回は、通信販売編でした。
まだの方は、こちらから通信販売編 お読みください。
今回は店舗編です。
コミュニケーションの密度が高い業種
ニュースレターは、どんな店舗に置いても、渡しても、その店舗の雰囲気にあっていれば問題はありません。
店舗といってもスーパーマーケットのようなものありますし、自然食品店もありますし、焼鳥屋さんを始めとした飲食店、サロン、治療院、医院などたくさんあります。
その中で、特にニュースレターという販促ツールが効果を発揮する業種は、お客様とスタッフとのコミュニケーションの密度が、ダイレクトに売上に繋がる度合いが高い業種です。
例えば、整体院、カイロプラクティック、鍼灸院などの治療院、リラクゼーションサロン、エステ、ヘアーサロンなどのお店、歯科医院もそうです。つまり、お客様にカウンセリングをするケースが多いお店や医院です。
もちろんサービスやお店の方針にもよります。
このようなお客様との密度を良い意味で高くする必要がある業種は、お客様がお店の外に一歩でても、忘れられないよう、常に思いだしてもらいやすい施策としてニュースレターをお渡しすると効果的です。
店舗の場合は、A4サイズ、B5サイズの大きさの両面印刷がベストです。
店舗内にパソコンがあればすぐに印刷できますし、コストが安くすみますし、コンビニで両面コピーも簡単にできますね。
そこで、店舗でのニュースレターの活用方法は2つお伝えいたします。
店舗で毎月配る、レジで手渡しする
月1回、来店されるお客様もいるでしょうから、毎月配布が基本。
お役立ち記事を中心にニュースレターを創りますが、少し工夫をします。
全体の1割を、今月・来月のキャンペーン、おススメ情報、お得な情報を載せます。
この情報が大き過ぎると売り込みになりますから、さり気なくを基本として全体の1割にします。
キャンペーンなどをやっていない店舗は、ニュースレターを創ることをきっかけとして、新たに12カ月分=12回のキャンペーンやおすすめサービスを新たに作ってみようとする視点を持つことは非常に大切です。
ニュースレターがあると、ニュースレターと配布するときに売り込みたい商品・サービスのチラシをいっしょに渡しても何の違和感もありません。
これがニュースレターを作るメリットの一つです。
定期的(2~4か月に1度)にお客様へ郵送する
店舗でもニュースレターを郵送すると、休眠客にも効果があります。
「忘れてた、そろそろいかなきゃね」なんて。
チラシは捨てられやすいですが、ニュースレターは見てくれます。
「ニュースレター見てるよ」なんて声をかけてくれます。
お客様に一番反応のあるニュースレターは、不器用に一生懸命作った感が伝わる手書きのニュースレターです。
手書きは、温かい上に、手書きするくらいだからきっといいお店だろう感を醸し出してもくれます。
封筒に入れて送る方法でもいいでしょうし、ハガキをニュースレター代わりにして、
ハガキニュースレターとして送付している方もいらっしゃいます。
いかがでしたか?
ニュースレターは、お客様とエネルギー交流するツールです。
これを機に、ニュースレターを活用してくださいね。