はじめに、ニュースレターは顧客とのコミュニケーションツールとして、営業マンが新規顧客獲得に有効な手段として注目されています。
ニュースレターを活用することで、お客様との信頼関係を築き、商品やサービスの認知度を高め、販促効果を得ることができます。
本記事では、ニュースレターを活用した営業マンの新規顧客獲得について解説していきます。
1、ニュースレターの作成方法
ニュースレターの作成方法は、以下の手順で行います。
①テーマの決定
まず、営業でお客様に配布する配信するニュースレターのテーマを決定します。
テーマは、お客様の関心やニーズに合わせて選定することがセオリーのようですが、営業マンの自己開示を行って、親近感をもってもらい次に繋げることが目的ですので基本なんでも良いです。
②コンテンツの作成
次に、選定したテーマに基づいてコンテンツを作成します。
ニュースレターのコンテンツは、商品やサービスの情報は、基本全体の10%ほどに抑えることが重要です。それは売り込みをすることが目的ではなく信頼してもらうことだからです。
ただし、お得なキャンペーンは伝えておいても大丈夫です。
お客様の層が、主婦や女性であれば、健康や美容に興味があるはずですから、健康・美容情報などはとても汎用性が高い記事になります。
9割は、商品・サービスと関係ない、汎用性の高いお役立ち情報にしてください。
あとの1割は営業マン自身のことを掲載します。
家族構成、趣味、好きなもの、失敗談、などなど。
営業マンのプライベートを知ると、親近感度が上がります。
③レイアウト
作成したコンテンツを、読みやすいようにレイアウト設計します。レイアウトには、見出しや画像、図表、箇条書きなどを使うことで、読者が興味を持ちやすくなります。
B to C 営業であれば、A4サイズ1枚の両面で、汚い文字で雑に書かれた手書きのニュースレターでも大丈夫です。
逆にそういうものの方が喜ばれますし、ワードで作成したものなんかより共感してもらいやすくなります。
2、ニュースレターを配布する
ニュースレターは、最初のコンタクトのときにまず「ニュースレターを作っていまして、ぜひどうぞ!と」お渡しします。
そして、2回目の訪問時には、「ニュースレターをお持ちしました」と口実をつけて訪問することができる便利なツールになります。
また、定期的に郵送しても効果があります。
ニュースレターを定期的に配信することで、お客様とのコミュニケーションを継続的に行うことができます。
郵送は、2~3か月に一度、お手紙とともにニュースレターをお送りすると同時にチラシも忘れずに同封すると効果的です。
- できれば手書きで書いた簡単なあいさつ文
- ニュースレター1部
- 売り込みたいチラシなど
以上の手順を踏んで、ニュースレターを作成することで、お客様との信頼関係を築き、新規顧客獲得につなげることができます。
3、事例
紙媒体のニュースレターは、直接顔を合わせることができる営業マンにとって非常に有効な販促ツールです。
ここでは、実際にニュースレターを使って新規顧客を獲得した実践事例をいくつかご紹介します。
ニュースレターを毎月、作成するのは大変です。
ここでは、私どもの手書きで作成しているニュースレターひな型テンプレートを活用している業種の方をご紹介しています
- 保険代理店の営業マンが、ニュースレターに掲載した保険についてのコラムや保険のお得な情報を紹介し、顧客からの問い合わせや契約が増えました。
- 不動産会社が、ニュースレターに不動産情報とサイトへの誘導する記事を掲載することで、お客様からご相談の問い合わせが増えました。
- ファイナンシャルプランナーの営業マンが、手書きニュースレターを配布することで、記事の内容での会話が増え、お客様との信頼関係度が上がった。
これらの事例からも、ニュースレターを活用することで、営業マンが顧客との信頼関係を築くことができ、新規顧客獲得につながることがわかります。
ただし、ニュースレターの作成や配布には、営業マンの労力やコストがかかることがあります。それでも、長期的な視点で見れば、ニュースレターは非常に有効な販促ツールと言えるでしょう。
まとめ
紙媒体のニュースレターは、営業マンにとって新規顧客獲得の強い武器となることがわかりました。
効果的なニュースレターの作成には、読者にとって生活に役に立つ情報を提供するが重要です。また、配布先の選定や、配布後のフォローアップも忘れずに行うようにしましょう。
これらのポイントを抑えて、営業マンとしてのニュースレター活用の効果を最大限に引き出してみてください。
ニュースレターを毎月、作成するのは大変です。
そこで、手書きニュースレターひな型テンプレートをご紹介いたします。
この営業にも活用できるひな型テンプレートは、9割が健康や生き方の情報となっていて、そして手書き文字で作成して、ワードで編集できます。