商品やサービスを販売していくためには、販売者側からの一方的な売り込みではなく、お客様の気持ち視点に立って、感情の部分に焦点を当ててお伝えすることが重要です。
そのためには、「商品仕様、価格、使い方の説明文章」から、「あなた悩みを、こんな方法で解決していきませんか?」 的な具体的な提案、そして、お客様への大切な手紙にしていかないといけません。
このことは、ホームページ、チラシ、広告やさまざまな販促ツールならすべて当てはまります。そのような販促のための「お客様への手紙」のことをセールスレターといいます。商品説明文ではなく、売るための手紙=セールスレターです。
簡単なセールスレター作り方のポイントとして、お客様の声を集めてから分析して作るのが最も効果的でベストだということは、このサイト「お客様つくり4ステップ」の中でお伝えしています。
★ステップ1⇒お客様の声を集める
キャッチコピーは販売戦略を凝縮したもの
商品を販売していくためには、キャッチコピーから考えることが非常に重要です。
なぜなら、キャッチコピーは小手先だけの謳い文句ではなく、結果的に販売戦略を凝縮したものになってしまう場合が多いからです。
しかし、ある程度の戦略脳を持っていなければ、なかなか良いものができませんので、反応の良い効果的なキャッチコピーの作り方を知っておくととても便利です。
反応が高いというのは、売上をあげるために本当に必要なメッセージが凝縮されたもの、一瞬で売ることの本質を理解できるもの・・・こういうものであればあるほど良いと思います。
また、(左脳=理論) +( 直観=ひらめき) で湧いてきた言葉からもセールスレターを見直してみると、新しいアイデアがでやすくなります。
キャッチコピーの公式
その、反応の高いセールスレターを凝縮したキャッチコピーの公式がこれです↓
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○○で○○の方に緊急案内!
相手の得すること・気分が良くなること
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例えば、このような感じで使ってみます↓
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3歳~5歳のお子様をお持ちのお母様へ
英語永久脳は6歳まで?!
遊ぶだけで誰でも天才脳に変わるTENSAI英会話
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何も知らないでキャッチコピーを創ろうとするよりも、上記の公式にあてはめて考えていくだけで、効果のあるそれなりのコピーがある程度できてしまいます。そして、大事なのは形ではなく考え方です。
この公式の考え方はこうです↓
- 1、緊急案内
差し迫った必要性の高いターゲットをイメージします。 - 2、○○で、○○の方に
※ターゲットを2つに絞ってみる
絞り込めば絞り込むほど反応が高くなります。
したがって絞り込みは1つではなく2つにします。 - 3、相手の得すること・気分が良くなること
※メリットを謳います。
素晴らしい未来を想像させるものです。
こういうことができる、こういうふうになれる、などです。
まとめ
いかがでしょう。
この短いコピーの中に、売上をあげるために本当に必要なメッセージが凝縮されています。
この公式とその考え方を覚えておくだけでも、顧客視点の考え方が身につきますし、お客様の声と重ね合わせれば、さらにお客様の感情を動かすことのできるセールスレターのヒントにすることができます。
ぜひ、ご活用してみてください。