「ニュースレターを始めたいけれど、一体どのくらいのペースで送るのが一番効果的なの?」
これは、ニュースレターを導入しようとする経営者様から最も多くいただく質問です。実は、最適な頻度は「お客様との距離感」や「業種」によって異なります。
この記事では、「実店舗(治療院・サロン)」と「通信販売」の2つのケースを軸に、お客様に忘れられず、かつ「売り込み」と思われないためのベストな発行タイミングを徹底解説します。
1. なぜ「回数」が重要なのか?(ザイオンス効果の活用)
ニュースレターの最大の目的は、「お客様が必要な時に、あなたの顔を真っ先に思い出してもらうこと」です。
人間は悲しいことに、時間が経てば必ず忘れる生き物です(エビングハウスの忘却曲線)。定期的に接触することで親近感が高まる「ザイオンス効果(単純接触効果)」を味方につけるには、適切な「回数」が不可欠なのです。
2. 【店舗編】治療院・整体院・サロンの最適な頻度
お客様との接点が直接的で、スタッフの「人柄」が売上に直結する業種では、以下の2つのパターンを使い分けるのが正解です。
① 毎月の「店頭手渡し」:リピート率向上の鍵
来店サイクルに合わせて「毎月1回*発行するのが基本です。
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配布方法: お会計時やカウンセリング中に「今月のニュースレターです」と笑顔でお渡しします。
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具体例:
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整体院: 「今月は寒暖差が激しいので、ぎっくり腰に注意!」といった季節のケア情報を掲載。
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美容室: 「梅雨時期の髪の広がりを抑えるセルフケア」など、プロならではのコツを伝授。
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ポイント: 内容の9割を「お役立ち情報」にし、残りの1割で「期間限定のオプションメニュー」などを紹介すると、売り込み臭さが消え、自然に予約が入ります。
② 2〜4ヶ月に1回の「郵送」:休眠客の呼び戻し
しばらく足が遠のいているお客様には、季節の変わり目などに合わせて郵送します。
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効果: 「あ、そういえば最近腰が重かったな」「そろそろ髪を切りたかったんだ」という「忘れていたニーズ」を刺激します。
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具体例:
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「お元気ですか?最近の当店のニュースをお届けします」と、スタッフの近況(趣味やペットの話など)を手書きで添えるだけで、親近感が一気に復活します。
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3. 【通販編】健康食品・化粧品・ECサイトの最適な頻度
通販の場合、相手の顔が見えない分、ステージに合わせた戦略的な頻度設定が必要です。
① 見込み客(お試し購入者)へのフォロー:最初の6ヶ月が勝負
お試しセットを買ったけれど、まだ本商品(定期便など)に至っていない「見込み客」には、「毎月1回」を最低6ヶ月間続けるのがセオリーです。
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理由: 統計によると、購入を迷っている人の5〜7割は、決断までに半年近くかかります。ここで送るのをやめてしまうのは、お客様を捨てているのと同じです。
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具体例(スキンケアの場合):
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1回目:正しい使い方のコツ
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2回目:開発者の想い・ストーリー
- 3回目:他のお客様の喜びの声
このように「教育」を兼ねた情報を順番に送ることで、信頼を構築します。
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② 既存客(リピーター)へのフォロー:2〜3ヶ月に1回の「深さ」
すでに信頼関係があるリピーターには、2〜3ヶ月に1回のペースが適切です。
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理由: 毎月だと「またか」と重く感じられるリスクがあります。その分、1回あたりの内容を濃くし、「読み応えのある冊子」としてお届けします。
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具体例:
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「成分の産地を訪ねて」といった特集記事や、健康レシピ、社長の長文コラムなど、ファンがじっくり読めるコンテンツを用意します。
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4. ニュースレターを長続きさせる「黄金ルール」
回数と同じくらい大切なのが、「無理のない継続」と「手書きの温かさ」です。
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「手書き」が最強の武器になる: どれだけ立派なデザインのチラシよりも、少し不器用でも一生懸命書かれた「手書きのニュースレター」の方が、お客様の心に届きます。「この人は私のことを考えてくれている」という温度感が、競合他社との最大の差別化になります。
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キャンペーンとの組み合わせ: ニュースレターは単体でも効果がありますが、新商品のチラシを同封する際、「ついでにこれも見てくださいね」という「免罪符」の役割も果たしてくれます。
まとめ:あなたのビジネスに合った「回数」を選ぼう
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店舗(治療院・サロン)なら: 店頭で「毎月」、郵送で「3ヶ月に1回」。
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通販の見込み客なら: 根気強く「毎月(半年間)」。
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通販のリピーターなら: 内容を濃くして「2〜3ヶ月に1回」。
まずは1枚からで構いません。お客様との「エネルギー交流」を楽しむつもりで、最初の一歩を踏み出してみませんか?
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