「もう半年以上ご来院(ご来店)がない……」という休眠客の方々に、強引な売り込みではなく「また行こうかな」と思っていただくための具体的な切り口リストを作成しました。
前述の「ニーズ(必要性)」と「ウォンツ(欲求)」の分析チャートをベースに、相手の状況に合わせた4つのアプローチで構成しています。ニュースレターやハガキのメッセージにご活用ください。

休眠客を呼び戻す「4つの切り口」アプローチリスト
1. 【情緒的ウォンツ】「あなたのことを忘れていませんよ」の切り口
お客様がお店から離れる最大の理由は「なんとなく(忘却)」です。まずは「売ること」を横に置き、再会を喜ぶ姿勢を伝えます。
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具体的なフレーズ案:
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「〇〇様、最近お顔を拝見していませんが、お変わりありませんか? スタッフ間で『あの時のお話、どうなったかな?』と話題に上がっていました。」
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「ふとした瞬間に〇〇様の笑顔を思い出し、筆を執りました。お元気でいらっしゃれば、それだけで嬉しいです。」
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効果: 「大切にされている」という実感を与え、再来店の心理的ハードルを下げます。
2. 【予防ニーズ】「季節のトラブル」をきっかけにする切り口
「今すぐ痛い」わけではなくても、「今の時期、放置するとマズイかも」という専門家としての助言を届けます。
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具体的なフレーズ案:
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「急に寒くなってきましたが、腰の違和感は出ていませんか? この時期は筋肉が固まりやすく、ギックリ腰のリスクが1年で最も高い時期です。」
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「紫外線が強くなる今、数ヶ月後のお肌の運命が決まります。以前受けていただいた〇〇ケアは、今の時期の保護にも最適なんです。」
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効果: 「必要性(ニーズ)」を再認識させ、忘れていた不調や悩みを思い出させます。
3. 【願望ウォンツ】「理想の自分」を再提示する切り口
かつてお客様が持っていた**「こうなりたい」というワクワク感**を刺激します。
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具体的なフレーズ案:
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「もうすぐ同窓会やイベントの季節ですね。〇〇様の魅力をさらに引き出す、新しい〇〇の手法を導入しました。またお手伝いさせていただけませんか?」
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「体が軽くなると、散歩や旅行がもっと楽しくなります。また一緒に、あの『羽が生えたような軽さ』を取り戻しましょう!」
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効果: 施術を受けた後のポジティブな変化を想起させ、「またあの体験をしたい」という欲求を高めます。
4. 【特別感ウォンツ】「お帰りなさい限定特典」の切り口
再来店のきっかけ(言い訳)をプレゼントします。ただし、割引をメインにするのではなく、「復帰を祝うギフト」という見せ方にします。
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具体的なフレーズ案:
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「久しぶりにお会いできるのを楽しみにして、お帰りなさい特典(〇〇オプション無料)をご用意しました。このレターを持って、遊びに来る感覚でいらしてください。」
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「〇〇様が以前気に入ってくださったメニューが、パワーアップしました。再来院の方限定で、まずは体験版としてご案内しています。」
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効果: 「お得だから」ではなく「自分だけに用意してくれたから」という特別感を演出し、最後のひと押しをします。
成功させるためのポイント:手書きの「一言」を添える
ニュースレター本体は印刷したものであっても、余白に**「〇〇さん、お元気ですか? またお話しできるのを楽しみにしています!」**という一言を添えるだけで、反応率は劇的に変わります。
休眠客の方は「今さら行っても気まずいかな……」という不安を少なからず持っています。その不安を、あなたの温かい言葉で溶かしてあげてください。


