患者さんの「NO」を「YES」に変える、共感を生むカウンセリング術

リピート・ファン化

「いい治療をしているはずなのに、次回予約につながらない」
「自費の提案をすると、急に空気が変わる」
「“考えておきます”が、そのままフェードアウト…」

治療院経営をしていると、こんな瞬間に何度も出会いますよね。
腕に自信があるからこそ、なおさら悔しい。

でも、安心してください。
患者さんの「NO」は、あなたへの拒絶ではありません。
多くの場合、それは「不安」や「理解不足」から生まれる自然な反応です。

この記事を読むことで、あなたは——

  • 患者さんの本音を引き出せるカウンセリングの型がわかる
  • 自費移行・回数券提案の成功率が上がる
  • 「信頼され続ける治療院」へとLTVが伸びる土台ができる

テクニックだけではありません。
愛・思いやり・性善説経営という軸を大切にしながら、やわらかく、でも確実に成果につながる方法をお伝えします。

なぜ「共感カウンセリング」がLTV向上の鍵になるのか

LTV(顧客生涯価値)は、広告や価格戦略だけで決まりません。
実は、その多くが初回〜3回目までのコミュニケーションで決まります。

理由1:人は「正しさ」ではなく「理解」で動く

どれだけ正しい説明をしても、
人は「この人は私のことをわかっている」と感じなければ動きません。

心理学ではこれをラポール(信頼関係)と呼びます。

  • 痛みの背景を理解してくれた
  • 生活習慣まで気にかけてくれた
  • 自分の不安を否定しなかった

こうした小さな共感の積み重ねが、
「ここに任せたい」というYESにつながります。

理由2:「NO」は防衛本能である

患者さんのNOの正体は、たいてい次のどれかです。

  • お金への不安
  • 本当に必要かどうかの迷い
  • 過去の失敗体験
  • 家族の理解への不安

つまり、拒絶ではなく“自己防衛”なのです。

ここを責めたり、押したりすると、関係性は壊れます。
でも、優しくほどくことができれば、信頼は一気に深まります。

今日から使える「共感カウンセリング」3ステップ

難しい理論はいりません。
まずはこの型だけで十分です。

ステップ1:事実より感情を聴く

×「どのくらい痛いですか?」
〇「それはつらかったですね」

最初の一言は、感情への共感から。
人は共感されると、安心して本音を話します。

ステップ2:「なぜ?」ではなく「どんな不安がありますか?」

「なぜやらないんですか?」は詰問になります。

代わりに、

「何か気になる点はありますか?」
「不安なことがあれば教えてくださいね」

この一言で、NOの裏にある理由が出てきます。

ステップ3:選択肢を渡す(押さない)

小さな会社が強い理由はここです。
大手のように押し売りする必要はありません。

押す提案 共感型提案
今やらないと悪化します 〇〇さんのペースで進めましょう
これがベストです 3つ選択肢があります
回数券がお得です 続けやすい方法を一緒に考えましょう

選択肢を渡す=主導権を相手に戻す
これがYESを引き出す最大のポイントです。

テクニックの裏にある「性善説経営」

私たちは、つい数字を追います。
でも本質はそこではありません。

患者さんは、基本的に「良くなりたい」と思っています。
そして「信頼できる人に任せたい」とも思っています。

性善説で見ると、NOは敵ではなく、

「まだ安心しきれていないだけ」

なのです。

だからこそ、

  • 急がせない
  • 不安を否定しない
  • 無理にクロージングしない

この姿勢が、結果的に紹介・口コミ・長期通院につながります。

三方よしの精神で考えれば、

  • 患者さんが安心する
  • 治療院が安定する
  • 地域の健康が守られる

この循環が生まれます。

小さな治療院は、大きな広告費では勝てません。
でも、深い信頼では必ず勝てます。

最後に、少しだけ肩の力を抜いて

うまくいかない日もあります。
YESが取れない日もあります。

でも、それで大丈夫です。

大切なのは、
今日の患者さん一人を、ちゃんと大切にできたかどうか。

それが積み重なると、
気づけば「NOが減っている治療院」になっています。

焦らなくていい。
あなたの誠実さは、必ず伝わります。

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小さな改善が、大きな未来をつくります。
一緒に、愛ある経営を育てていきましょう。

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