「腕が良ければ客は来る」は錯覚?治療院・サロンのリピート率を劇的に変える16のチェックリスト

販促・マーケティング

「一生懸命施術しているのに、なぜか2回目・3回目が続かない……」

「技術には自信がある。でも、リピート率が伸び悩んでいる」

治療院やサロンを経営している方なら、一度は直面する悩みではないでしょうか。

実は、多くのオーナー様が陥る「恐ろしい錯覚」があります。それは、「技術さえ良ければ、お客様は必ず戻ってくる」という思い込みです。

今回は、お客様が「またここに来たい!」と直感的に判断している16の隠れた条件を紐解き、リピート率を最大化するための戦略を解説します。

1. 「技術の差」は、素人にはわからない!?

まず、残酷な事実をお伝えしなければなりません。

あなたが何年もかけて磨き上げたその高度な技術、実はお客様にはその「正確なすごさ」は伝わっていません。

例えば、プロの歌手が歌うのと、素人がカラオケで歌うのでは明らかに違いがわかります。しかし、プロ同士の「1.1倍の技術差」となると、専門家にしか判断できません。

お客様がお店を選ぶ基準は、技術の優劣ではなく「感情」です。

  • 「ここなら安心して任せられそう」

  • 「先生が私の話をちゃんと聞いてくれた」

  • 「なんだか居心地が良かった」

この「なんとなく良い」という感情をデザインすることこそが、リピートの正体なのです。

2. お客様が密かにチェックしている「16の条件」

お客様は、来院前から施術後まで、無意識のうちにあなたの院・サロンをスコアリングしています。以下の16項目、あなたのお店はいくつクリアできていますか?

【予約・受付編】第一印象はここで決まる

  1. 電話のレスポンス: 何コールで出ますか?(3コール以上は不安を与えます)

  2. 受付の体制: 誰が電話に出るか?(担当者の第一声がお店の顔です)

  3. 第一声の挨拶: 「はい、〇〇です」のトーンは明るいですか?

  4. 醸し出す雰囲気: 電話越しでも「歓迎されている」と感じられますか?

  5. 予約完了までの流れ: スムーズですか?迷わせる案内はありませんか?

【院内環境編】五感で感じる居心地

  1. 待合室の空気感: リラックスできる温度や香りに配慮していますか?

  2. 声かけのタイミング: 「お待たせしました」などの細かな配慮はありますか?

  3. 清潔感の徹底: 隅にホコリはありませんか?トイレはピカピカですか?

  4. 掲示物の工夫: POPやチラシは「お客様のため」の情報になっていますか?

  5. 雑誌・備品のチョイス: ターゲット層が読みたがる雑誌が置かれていますか?

【信頼・接客編】リピートの鍵は「対人関係」

  1. 空間全体の雰囲気: 緊張させない、温かい空間作りができていますか?

  2. スタッフの態度: 笑顔、姿勢、歩き方まで見られています。

  3. 先生の人間性: 「この先生なら信頼できる」と思える立ち振る舞いですか?

  4. プロとしての信頼感: 知識は豊富か?説明に矛盾はないか?

  5. アドバイスの質: 日常のアドバイスは、お客様が「できそう」な内容ですか?

  6. 共感と理解: 「私の悩みを知ろうとしてくれている」と伝わっていますか?

3. なぜ、多くの院がリピートされないのか?最大の理由は「忘却」

上記の16項目をすべてクリアしたとしても、まだリピートされない可能性があります。

その最大の理由は、不満があるからではなく、単純に「あなたのことを忘れてしまうから」です。

お客様の日常は忙しいものです。施術直後は「また来よう!」と思っていても、3日経ち、1週間経つうちに、その感動は薄れてしまいます。

そこで重要になるのが、「忘れられないための仕組み」です。

4. リピート率を劇的に上げる「最強の武器」:手書きニュースレター

ここで、多くの繁盛店が導入しているのが「手書きニュースレター」です。

なぜ、デジタル時代に「手書き」なのか? それは、ニュースレターが上記の16項目のうち、特に重要な「人間性」「信頼感」「共感」を爆発的に高めるからです。

手書きニュースレターがもたらす「リピートの魔法」

  • 「先生の顔」を思い出してもらえる:

    ポストに届いた手書きの文字を見るだけで、お客様の脳内に「あの時の先生の笑顔」がフラッシュバックします。

  • プロとしての「教育」ができる:

    「なぜその痛みが出るのか?」「自宅でできるストレッチは?」といった情報をニュースレターで発信し続けることで、お客様の中であなたの価値が「マッサージ屋さん」から「健康のパートナー」へと昇格します。

  • 「売り込み」なしでリピートを促せる:

    「来てください」と言わなくても、あなたの日常や想いをお伝えするだけで、「あ、そろそろ予約しなきゃ」という自発的な行動を促せます。

具体的活用例:

ある整体院では、ニュースレターの中に「先生の最近の失敗談」や「お気に入りの定食屋さんの話」を少しだけ手書きで添えました。

すると、来院されたお客様との会話が「今日は腰が……」ではなく、「あの定食屋さん、私も行きましたよ!」から始まるようになったのです。この「心の距離の近さ」こそが、他店に浮気されない最大の防御策となります。

まとめ:技術に「伝え方」をプラスしよう

「治せば患者は増える」という職人気質は素晴らしいものです。しかし、その素晴らしい技術を活かすためには、お客様に「選ばれ続け、忘れられない」努力が必要です。

16のチェックリストを見直し、足りない部分を補う。そして、お客様との絆を深める「手書きニュースレター」で、あなたの想いを形にしてみませんか?

技術以外の部分で「このお店に来て本当に良かった!」と思ってもらえたとき、あなたの院は、広告を出さなくても予約が埋まる「地域No.1の繁盛店」に変わるはずです。

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