「店販品を売りたいけど、押し売りみたいになるのが嫌で…」
施術が終わって、お客様に「このシャンプー、おすすめですよ」と声をかけるタイミング。なんだか気まずくて、結局言えずに終わってしまう——そんな経験、ありませんか?
店販品は利益率も高いし、お客様のためにもなる。でも、「売り込み」と思われたくない。スタッフさんも「私、販売トークが苦手で…」と言うし、どうしたらいいんだろう。
実は、店販品は「売る」ものではなく「お客様の役に立つ知恵を伝える」ものなんです。そして、その伝え方の最適解が「サロン便り(ニュースレター)」なんです。
この記事を読むことで、あなたは次のような未来を手に入れることができます:
- 売り込みゼロなのに、お客様から「あれ、欲しいです」と言われる仕組みが作れる
- プロとしての知識を伝えることで、お客様との信頼関係が深まり、リピート率が上がる
- スタッフさんが販売トークを苦手に感じなくなり、自然に店販品が動くようになる
なぜ「プロの知恵」を伝えることが、LTV向上につながるのか
店販品の売上を上げたいと思ったとき、多くのサロンは「セール」や「おすすめ商品POP」に頼ります。でも、それでは一時的な売上にしかなりません。
本当に大切なのは、お客様が「このサロンの言うことなら信頼できる」と思ってくれること。そのために必要なのが、「プロの知恵」を伝えることなんです。
理由1: お客様は「商品」ではなく「解決策」を求めている
お客様がサロンに求めているのは、商品そのものではありません。「髪の悩みを解決してほしい」「もっとキレイになりたい」という願いです。
たとえば:
- 「このシャンプー、いいですよ」→ 商品の押し売りに聞こえる
- 「乾燥する季節は、洗浄力がマイルドなシャンプーに変えると、頭皮の負担が減りますよ」→ プロのアドバイスとして響く
後者は、お客様の悩みに寄り添い、解決策として商品を提案しているから、自然に受け入れられるんです。
サロン便りで「プロの知恵」を伝えることは、お客様にとって「このサロンは私のことを考えてくれている」というメッセージになります。
理由2: 情報提供を続けることで「信頼の蓄積」が生まれる
1回の施術中に伝えられることには限界があります。でも、サロン便りなら、毎月コツコツと知識を届けられます。
- 今月は「頭皮ケア」について
- 来月は「ヘアカラーの色持ちを良くする方法」
- 再来月は「髪のダメージを防ぐドライヤーの使い方」
こうして情報を積み重ねていくと、お客様の中で**「このサロンは、いつも役立つことを教えてくれる」という信頼が育っていきます**。
すると、店販品を紹介したときに「あ、これ便りに書いてあったやつだ!」「前から気になってたんです」と、自然に手に取ってもらえるようになるんです。
これが、LTV(顧客生涯価値)を高める最も確実な方法です。
【実践】店販品が自然に売れる「プロの知恵」の伝え方
では、具体的にどうやってサロン便りで「プロの知恵」を伝え、店販品につなげていけばいいのか。今日から実践できるステップをお伝えします。
ステップ1: お客様の「よくある悩み」をリストアップする
まず、お客様がよく口にする悩みを書き出してみましょう。
| よくある悩み | プロの知恵(解決策) | 関連する店販品 |
|---|---|---|
| 髪がパサつく | 洗浄力の強いシャンプーを避け、トリートメントは毛先中心に | アミノ酸系シャンプー、洗い流さないトリートメント |
| 頭皮がかゆい | シャンプーの洗い残しが原因かも。すすぎは2分以上を目安に | 頭皮用クレンジング、低刺激シャンプー |
| カラーの色持ちが悪い | 洗髪は38度以下のぬるま湯で。熱いお湯は色落ちの原因に | カラー専用シャンプー、UVスプレー |
| 髪がペタンとする | 根元を立ち上げながら乾かす。スタイリング剤は毛先だけに | ボリュームアップシャンプー、ルートスプレー |
このリストがあれば、毎月のサロン便りのネタに困りません。
ステップ2: 「知恵」を先に伝え、商品は後から
サロン便りの構成は、次のような流れがおすすめです:
【基本構成】
- 季節の話題や共感ポイント
「だんだん乾燥する季節になってきましたね」 - お客様の悩みに共感
「この時期、『髪がパサつく』というお声をよく聞きます」 - プロの知恵(解決策)を伝える
「実は、髪のパサつきは〇〇が原因なんです。こうすると改善しますよ」 - その知恵を実践するためのツールとして商品を紹介
「サロンでおすすめしている〇〇は、まさにこのケアに最適です」
この順番が大切です。
商品を売りたいのではなく、お客様の悩みを解決したいという姿勢が伝わります。
ステップ3: 「お客様の声」を載せる
実際に店販品を使ってくださったお客様の声を、サロン便りに載せましょう。
例:
お客様の声
「パサつきが気になって〇〇シャンプーを使い始めたら、1週間で髪がしっとり!朝のスタイリングが楽になりました」(A.Kさん・40代)
これは、同じ悩みを持つ他のお客様への最強のメッセージになります。
人は「サロンの売り込み」には警戒しますが、**「同じ立場の人の体験談」**には強く共感するんです。
ステップ4: 「季節ごとのケア提案」を定番コンテンツに
サロン便りに毎月載せる定番コンテンツとして、「今月のケアアドバイス」を設けましょう。
| 季節 | テーマ例 | 店販品につなげるヒント |
|---|---|---|
| 春 | 紫外線対策の始め方 | UVスプレー、洗い流さないトリートメント |
| 夏 | 汗と皮脂による頭皮ケア | 頭皮用クレンジング、さっぱり系シャンプー |
| 秋 | 夏のダメージ補修 | 集中トリートメント、ヘアオイル |
| 冬 | 乾燥・静電気対策 | 保湿系シャンプー、ミスト、ヘアミルク |
「この季節に必要なケア」という切り口なら、お客様も「今の私に必要なものだ」と自然に受け入れてくれます。
ステップ5: サロン便りとサロンでの会話をリンクさせる
サロン便りを出したら、施術中の会話でも触れてみましょう。
スタッフさんへの伝え方:
「今月のサロン便り、読んでくださいましたか?頭皮ケアの話、載せたんですよ」
「あ、ちょうど便りに書いたんですけど、この季節は〇〇がおすすめなんです」
こうすることで、サロン便りの内容が「リアルな会話」として定着し、お客様の記憶に残りやすくなります。
そして、「便りに書いてあったあれ、欲しいです」と、お客様のほうから声をかけてくれるようになるんです。

「売る」ではなく「お客様の美しさを支える」という誠実さ
ここまで実践的なステップをお伝えしてきましたが、最も大切なことをお話しします。
店販品を扱う本当の意味——それは、「お客様がサロンを出た後も、美しく健やかでいてほしい」という願いです。
売り込みたいから商品を勧めるのではなく、お客様に喜んでもらいたいから、役立つ情報を届ける。
この誠実さがあれば、店販品は自然に売れていきます。
性善説経営とは、お客様を信じること。そして、自分たちのプロとしての知識を、惜しみなく提供することです。
サロン便りは、その信頼を育てる最高のツールです。
完璧な文章でなくていい。毎月ちょっとずつ、お客様に役立つ情報を届けてみてください。
その積み重ねが、お客様との信頼を深め、自然に店販品が動き、リピート率も上がっていきます。
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