【出版社に学ぶ】読者の反応を上げる良い記事の書き方と4つのポイント

私は以前、出版社のコンサルタントをしていました。出版社ですから、いつもコンテンツに合った著名な方にアポイントをとっては取材にいきます。

スタッフが取材から帰って文章をまとめます。
まとめた文章を見ては、社長=編集長が、よく新人の記者さんに、ここが違うだのどうのこうので怒ってました。

この記者の何が悪いんだろう?・・・

社長にその理由を聞くと、間髪入れずにこういう答えが返ってきました。

「ストーリーがまったくできていない!!(怒)」

こういうことのようです。

読者の反応を取る良い記事とは?

その社長曰く、雑誌の記事としては、読者の反応を取る、つまり良い記事というのは一つしかないそうです。実は、読者が感動する文章の構成はほとんど決まっているのだそうです。

それにはいくつかのポイントがあります。

  • ポイント1… 取材する人は、ズバリ何をしている人?
  • ポイント2… どういう実績(数値)がある?
  • ポイント3… 一番苦しかったことは何だったのか?
  • ポイント4… どうやって乗り越えたのか?

というものです。

読者が信頼するのはやはり、数字という権威。
感動するところはすごい失敗談と脱出方法のストーリーです。
この黄金の方程式が一番食いつくそうです。

コピーライティングと同じですね。

この雑誌の編集長兼任社長は、マーケティングやコピーライティングを勉強して、このような書き方を会得してきたわけでなくて、読者の反応や声を基に試行錯誤を重ねてきた結果、こういう形になっていったというところが重要なのです。

ここは重要なポイントになります。
単なるノウハウではなく、実体験の基づくものは説得力があります。
経験を現場に生かす、ということですね。

ぜひ文書を書かれる場合に、この4つのポイント参考にしてくださいね。