ニュースレターの作り方:ステップ3「理念・価値観を発信する」

小さな会社には、「理念」「価値観」のような言葉を文字にすることが必要です。
綺麗ごとになりますが、会社経営を通じて自分自身の物語を作っていこうとしているからです。
物語はすなわち、あなた自身の哲学です。
それをお客様やスタッフに伝えなければいけません。

理念、価値観を言葉にするための問い

企業理念、経営理念、使命、価値観、社是・・・いろいろな言葉はありますが、以下の問いに対しての答えがあれば言葉は何でもいいと思っています。

  • 何のために自分の会社が存在し
  • どこに向かおうとしていて
  • 何を成し遂げようとしているのか
  • そこで働く社員の間にはどのような繋がりがあって
  • 何を共有し合っていて
  • どのようにお互いを高めていくのか

あなた自身が熱く語ることの物語は必要です。
ぜひ一生涯のセルフ禅問答にしてください。
また、理念や使命を創るというと精神論のようになりがちですが、実は、会社を進化させるために必要な答えを導きだす「脳」に対する究極の質問でもあるのです。

 

理念・価値観を言葉にできていない会社・お店は苦労する

売上を上げるのは何のためなのか? 社員のため? 家族のため? それとも・・・
欲しいものを手に入れるため? 自分を認めさせるため?

人によってその理由はいろいろとあると思います。

「何のためにその商品・サービスを扱うのか?」

その問いに対する答えを探求することは大事です。
できれば、あなた自身が大切にしていることを言葉にすることです。
それは、あなたの会社は、あなたの人生と直結していますから。

理念・価値観を言葉にすることで、
24時間無意識にその目的に向かって、新しい気づき、発想が湧いてくるからです。
そして、理念・使命を発信することで、お客様、社員に共感してもらえます。

あるパチンコ店の、企業理念・使命創りの例を見てみましょう↓

<企業理念>
・私たちは、心を込めてお客様に奉仕し、感動を与えます。
・私たちは、積極的に地域社会へ貢献し、物心ともに豊かさと幸せを創造します。
・私たちは、人間完成を目指して、学習し練磨します。

<私たちが大切にしていること>

  1. 私たちが大切にしている価値は、お客様にとって心あたたまる、くつろいだ、そして洗練された雰囲気を常にお楽しみいただくための 最高のパーソナル・サービスと心地良い空間を提供することで、 お客様に感動と元気を与えて、人生をもっと楽しんでいただくことです。

  2. 私たちが大切にしている価値は、店舗を一つの情報発信源として、地域の住民、地域の企業にとって有益な情報共有と社会価値を創造していくことです。

失礼ながら、パチンコ店という遊技場とは思えない崇高な内容です。
もちろんこのパチンコ店は、ニュースレターを配布していますし、お客様に愛されながら繁盛しています。

ところで、理念の定義とは何なのか?

いろんな解釈がありますので、ここでの簡単な定義をしておきます。
理念とは、企業理念や経営理念と呼ばれるものですが、
ここでは、どちらも同じ理念として扱います。

●理念:
企業活動の根源にある考え方で、創業から事業運営に関して一貫して流れる最も大切にする精神・価値観のようなもの。使命を全うするための拠り所、ありたい姿(理想像)

 

質問:どのような状態で死ぬのが理想ですか?

以前、いろんな経営者の方にこのような質問をしてみました。

「あなたが死ぬとき、どのような状態で死ぬのが理想ですか?」

するとほとんどの方がこう答えてくれました。

「感謝されて死にたい!」

多くの人は、家族やたくさんの人から「ありがとう」いってもらいたいのです。
そうであれば、目先の欲望や、「われがわれが」の精神から抜け出して、会社やお店を運営していくという姿勢をもつことも必要かもしれません。
どうせなら、それを理念や使命という言葉にして、お客様や社員と共有しませんか?

「こういうものが、この会社の根底にあるんだ」

お客様にあなたの会社の深さ、社会貢献性などを与えることでも、
他社との差をつけることはできます。
その方法のひとつが、自らの使命を追究することです。

 

「理念」「価値観」を創る

では、実際にあなたの理念・価値観を探求していきましょう!

1、まずは、書き出してみる

  • 生きていく上で、とても大切にしていること、大切にしてきたことは何ですか?
  • あなたにとって、絶対にゆるせないこととは何ですか? それはなぜだと思いますか?
  • あなたの心の奥に響いたことはありますか?本、ドラマ、映画、何でも結構です。
  • やりたいことは何ですか? その理由を教えてくださいますか?
  • やりたくないことは何ですか? その理由を教えてくださいますか?

ある程度、書き出した時点で、全体的に俯瞰してみます。
次に、いよいよミッションを創る際の、スタンダードな質問方法をしてみます。

 

2、究極の質問をし続ける

「自分の命があと半年しかないとしたら、私は、一体、何をするだろうか?」

このように自問自答をしてみてください。
そして、次の文章をとりあえず完成させます。

 

私の人生における理念は・・・








例)私の理念は、個人や会社組織を甦生化し、自然の仕組みに適って調和のとれた方向へ導くことです。

 

次に、 「その理念を形にするために最も大切にするべき価値観は何ですか」

 

 

理念を形にするために最も大切にするべき価値観は・・・








例)宇宙との調和、人間の本質、自然の仕組み、自然界の生態系の循環、意識と意志・・・など

すべての答えは、質問することでしか得ることができません。

 

考えるということは、「その課題にとって必要な的確な質問を自分自身に行うこと」です。

 

小さな会社の経営において、98%は社長やトップで決まる

どんなに漠然と進んでいたとしても、経営者の人生と直結した企業理念がそこには存在します。
それをきちんと言葉にして、意図して進めていく。

そのような理念・価値観を基にした商品・サービスであるならば、考え方から行動までの一貫性が伴ってきます。企業理念や使命を言葉にすることで、無意識にそういう方向に行動しますし、お客様との約束・ガイドラインになり、言動一致させる原動力になり、課題を解決する際の鍵にもなります。

あなたの証であり、最後の砦になるものです。
集客の技術を磨くのと同様に、人生のテーマを追究し言葉にすることは大切です。

昔、ある有名な経営コンサルタントのセミナーで、今まで急にブレイクした企業には、ある共通点があるようなことを言われていました。、

それは・・・

社会の方向性と通低する企業理念・使命を持っており・・・
理念を体現化する妥協なき商品・サービスを提供する姿勢があり・・・
結果、神様の援護射撃を受けてマスコミに取り上げられた・・・

というようなことでした。

自分が満たされるよりも社会奉仕の心が根底にある・・・
綺麗ごとで美しいですが、あえてその道を進んでいきたいものだと思います。

 

ニュースレターを活用したお客様づくり4ステップ▼

★ステップ1 ⇒ お客様の声を集める

★ステップ2 ⇒ ニュースレターを創る

★ステップ3 ⇒ 理念・使命を創る <このページです>

★ステップ4 ⇒ 成約・集客のための販促ツールを創る