
なぜ、お客様の声を集めると売上が上がるのか?
それは、販売者側の商品アピール=自慢話よりも他人の推薦の方が効果的だからです。
逆にいえば損をしたくないという裏返しでもあります。
そして、もう一つ大切な理由があります。
それは、販売促進をする上で、最も重要な「あること」がお客様の頭の中にしかないからです。
そのあることとは何でしょう?
販売促進、マーケティング関係のノウハウや書籍は、たくさんでています。
2、3冊ほど読めば、だいたいの知識はインプットできます。
でも、実践するとなると、「実践しなきや」とは分かっているのに、 急に腰が重くなってしまいがちです。
結果として、焦ったり、何をやっていいのか…と途方にくれたりしているんじゃないでしょうか。
そういうときは、まず一番簡単なことから始めてください。
簡単で、しかも100%確実に効果がでる方法。
それは何でしよう?
お客様の声 …これを集めることから始めます。
どうして、お客様の声を集めることが重要なのかというと、理由はたくさんあります。
- お客様の声をチラシ、広告、サイトに掲載すると、成約率があがる。
- お客様の喜びの声が聞こえてくると、社員のモチベーションがあがる。
- お客様の声を集めると、ニュースレターを発行しやすくなる。
(お客さんに内容を書いてもらうことになるから) - お客様の声を数十人程集めると、立派な小冊子・レポートができてしまう。
- 自分の会社の強みがわかる。
- お客様の悩みが明確になるので、顧客層を選定できる
すべての出発点を、お客様の声の収集からはじめてみる
100の自慢よりも、たった1つの他人の推薦の方が何十倍も強力ですし、
お客様の心理としては損をしたくありません。
アマゾンや価格コムのように、レビューの数や質が特に重要になってきています。
ただし、小さな会社・お店の場合、そのようなコストも時間も掛けられませんから、 地道に、直筆のお客様の声や体験談、写真付きのインタビューなどを集めていきます。
さらに、お客様の声は、成約率を上げることだけではなく、
自社の会社の強みなどを分析できることにあります。
- 販売するべき、本当の顧客層は誰なのか?
- その顧客層は、どんなことに悩み・苦しみを日々感じているのか?
- どうやって知ったのか?
- なぜあなたの会社を選択したのか?
これらのことを把握しなければ、広告、チラシ、ホームページなどの、販促ツールは、商品説明や仕様を中心としたものになってしまいます。
これでは、成約率も集客率もよくありません。
お客様のことを本当に考えようとするなら、商品アピールよりも、あくまでも相手の立場にたって、悩みを一緒に考え、共感を得て、相手をねぎらうスタンスにたった販促を行う必要があります。
では、お客様にどのような質問をすれば
効果的な声を集めることができるのでしょう。
- 質問1:<商品・サービス名> 購入前、どんなことで悩んでいましたか?
- 質問2:どのようなきっかけ、経緯でこの商品をお知りになりましたか?
- 質問3:何が決めてとなって、この商品を購入されましたか?
- 質問4:商品を購入するとき、不安に感じたことは何でしたか?
- 質問5:実際にこの商品を使ってみて良いところ・改善点など教えてください
※上記「お客様の声アンケート用紙」は、こちらから無料でダウンロードできます≫
以上のことが分析できれば、
反応の良いキャッチコピーやコピーライティングを創る上での重要なヒントになります。
このように、販促する上で最も重要な情報の50%は、 実はお客様の頭の中にあります。
それだけに、上記のような精度の高いアンケートを実施して 「お客様の声」をまずは集めるようにしましょう。
集めた「お客様の声」で、お店・会社のコンセプトを創る!
お客様にアンケートを依頼して、集めたお客様の声を並び替えるだけで、ホームページやチラシ、すべての販促ツールの基礎になる、あなたのお店・会社だけのコンセプトを簡単に作ることができます。
前述した「お客様の声アンケート」の質問とその意図です。
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質問1:<商品・サービス名> 購入前、どんなことで悩んでいましたか?
⇒これは、お客様の悩み・問題で、お客様にとっての本当の課題になります。キャッチコピーの重要な要になるものです。
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質問2:どのようなきっかけ、経緯でこの商品をお知りになりましたか?
⇒これは、お客様の情報収集の仕方、あなたのお店を知った経緯になりますから広告の媒体の参考にします。
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質問3:何が決めてとなって、この商品を購入されましたか?
⇒これは、競合他社の中でお客様がわざわざあなたのお店を選び、最終的に購入を決意した理由であり、あなたのお店・会社の「本当の強み」になるものです
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質問4:商品を購入するとき、不安に感じたことは何でしたか?
⇒これは、お客様があなたのお店・会社から購入するときに現れる不安で、最後の心の障壁となるものです。この部分を取り除く工夫をするだけでもお客様が増えていくでしょう。
■ -
質問5:実際にこの商品を使ってみて良いところ・改善点など教えてください
⇒これは、言わずと知れた「お客様の満足度」になります。お客様の声として販促ツールにそのまま活用できる部分です。たくさん喜んでもらえるように商品サービスの質の向上をしていくためのものです。
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さて、アンケート用紙の質問事項に対する、意味を理解したところで、実際にあなたのお店・会社のコンセプトを作ってみましょう。
意外に簡単です。
1、お店・会社側が、20秒以内で伝えるためのコンセプトの創り方↓
私たちのお店・会社は・・・
「質問1:悩み」 というお悩みをお持ちの人が、
「質問5:良いところ」 ということを解決できる商品・サービスを提供しています。
特に 「質問3:決めて」 が評判で私たちもおススメしています。
ただし購入にあたっては、 「質問4:不安」 という不安もあるでしょうから、
私たちは○○○という特典・サンプルなどをご用意しています。
2、ホームページやチラシ、販促ツールに記載するための伝え方↓
少し言い方を変えているただけですが、ご参考にしてください。
●サイト・チラシのタイトル(=キャッチコピー)↓
「質問1:悩み」 が 「質問5:良いところ」 になります!
●本文↓
あなた様は、 「質問1:悩み」 というお悩みをお持ちではありませんか?
あなた様も、同じように 「質問1:悩み」 でお悩みであれば、
○○○というサービスを利用することで、 「質問5:良いところ」 という解決ができます。
特に 「質問3:決めて」 が評判でおススメです。
ただし購入にあたっては、 「質問4:不安」 という不安もありますよね。
そこで、私たちは○○○という特典・サンプルなどをご用意しています。
まずは、お気軽にお問合せください。
3、さらに効果的な方法があります!
それは、特定のお客様にお願いして、インタビューを行うことです。
お客様があなたの商品を選択する際に、スイッチが入る瞬間の価値観やこだわりなど、大きなヒントを見つけ出すことができます。
顧客ターゲットは、年齢、男女、年収、職業などのセグメントではなく、 「人生の幅を広げたい」 など、心の中にある何かの価値観がマッチしたときにスイッチが入ります。既存のお客様にインタビューをすることは効果絶大ですので特におススメいたします。
あなたの会社が一番興味を持たなければいけないこと、 それは”お客様”です。
●お客様の事を知っていれば、売上を上げるヒントになります。
●お客様の事を知っていれば、素晴らしいサービスが生み出せます。
●お客様の事を知っていれば、多くがリピート客になってくれます。
お客様の気持ちに少しだけ近づいてみましょう。
お客様の声を集めるのは、そのための第一歩です。
ニュースレターを活用したお客様づくり4ステップ▼
★ステップ1 ⇒ お客様の声を集める <このページです>
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